こまつ鍼灸院の頚椎症治療日記:頚椎症は完治しますか?について

2018-12-02

今日の担当は練馬区3丁目、西武池袋線石神井公園駅下車3分圏内にあります、こまつ鍼灸院スタッフ副院長の天野英光です。

今日は頚椎症の患者さんから『完治しますか?』との質問に対してプログ致します。

現在こまつ鍼灸院に来院される患者さんを病名別で表すと、45%程度は内臓器疾患である腎臓疾患の患者さん。
45%は運動器疾患である頚椎症の患者さんで占めています。
その他10%に運動器疾患である腰痛症、膝関節症、肩関節疾患。
内臓器疾患では、甲状腺疾患、舌痛症、慢性膵炎、など難治性疾患の患者さんが来院されています。

初診時どの疾患に限らず患者さんに共通して聞かれる事ですが、
『完治しますか?』と質問を受けます。

運動器疾患で軽度の外傷で、早期のものであれば完治が可能な事もありますが、病歴が長い慢性疾患では運動器疾患でも内臓器疾患でも完治する事はほとんどありません。

それでは、『完治』出来ないなら治療する意味が無いのでは無いか!
と質問を受けることがあります。

運動器疾患においては、何らかの原因で負傷している場合その原因そのものが根本的に元通りならなければ『完治』した事になりませんが、たとえ元通りにならなくても痛みや痺れ、麻痺といった症状が改善もしくは消失すれば大幅にADL日常生活動作やQOL生活の質が向上し患者さん自身の徳を高める事は出来ます。
そして、
高める事が出来れば、たとえ完治に至らなくても十分に治療する意義があります。

また、
『完治』や『治癒』の定義が患者さん一人一人よって解釈が違います。
痛みを数値化してを評価する方法でVASがあります。
強い痛みを10として痛みの無い状態を0と11段階で評価します。
慢性疼痛の場合0になる事は難しいとされています。しかし10痛かった痛みが5に半減しただけでも日常生活は大幅に改善されて大多数の患者さんお場合は安心して生活出来るようになります。
しかし痛みが10から1に減ったとしても、痛いか痛くないかで評価する患者さんもいらっしゃいます。このような場合は正直治療が難しく予後も思わしくありません。
患者さんの治療の必要性の価値感も大きく異なります。
先ほどの例にあげたように、VAS10から5に半減されれば、日常生活を送るには問題が無いので多少の痛みは残っても治療を中止する方もいらっしゃいますし、逆にVASが0になるまで徹底して治療を希望して継続される患者さんもいらっしゃいます。

治療効果は、個人差もありますし、適切な治療頻度と回数をやってみなければわからないものではありますが、効果が無い疾患、期待出来ない疾患に対しては、一定の治療回数1クール5回の治療をする事はあっても、いたずらに長引かせて治療をすすめる事は絶対にありません。

患者さんの笑顔が戻るように、スタッフ一同全力でサポート致します。

患者さんが5分以上遅刻して来院された場合など、一部の例外を除き原則治療は全て小松院長が治療いたします。

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