頚椎症の施術の流れについて/頚椎症(頸椎症)治療なら東京都練馬区 石神井公園駅南口徒歩3分のこまつ鍼灸院で
こまつ鍼灸院、副院長の天野英光です。
スタッフ一人一人、とても能力が高く魅力のある先生ばかりですが、 不慣れの部分もあり、ご迷惑をお掛けした事も多々あったと思います。
慎んでお詫び申しあげます。
何かご不憫な事やご不明な事がありましたら声をかけてください。
スタッフ一同全力でサポート致します。
今日は頸椎症で来院された患者さんの事をプログします。
病名 病院にて、頚椎症性神経根症と確定診断
発症 5年前に発症。その後緩解と再発をくり返している。
今年4月に一度症状が気にならない程度に消失したが、8月に 再び再発し現在に至る。
年齢 35歳
性別 男性
住所 上海
症状 ①頚部痛
②肩甲骨骨間部疼痛
③右肩から右肘母指示指に至るまでの痺れ
④リュックサックを背負うと疼痛増強
⑤夜間パソコン使用時指先に疼痛増強
⑥頭の上に右手を置く姿勢をとると、右上肢の痺れ倦怠感が軽減
頚椎治療のこまつ鍼灸院の実績
当院は開業から現在に至るまでに、頸椎症の患者さんを延べ4000人以上、鍼灸治療のみで治療効果をあげてきた実績があります。
現在、日本国内での頸椎症に対しての治療は鍼灸、マッサージ、整復整骨、整体、筋膜リリース、ストレッチ、ヨガ、カイロプラクテック、オステオパシィー、など代替医療や民間医療の他に、外科的手術、理学療法、牽引療法、認知行動療法、薬事療法などの医療がありますが、中でも鍼灸治療は一番安全な治療です。安心して治療を受けてください。
頚椎治療姿勢
こまつ鍼灸院では、
①パニック障害などが原因で顔を枕につけれない患者さん。
②伏臥位の姿勢で寝ると上肢の痺れが顕著に出現して辛い患者さん。
③様々な原因で伏臥位に寝ると呼吸が苦しくなる患者さん。
④片方の上肢が麻痺や痺れが顕著に出現している患者さん。
など伏臥位が困難な患者さんの場合は、患者さんの負担を考慮して負担が少ない側臥位または座位で鍼灸治療しています。
頚椎治療の間隔
こまつ鍼灸院では、痛みが強くADLやQOLが著しく低下している患者さんには、最大限の効果を発揮させるには毎日の治療をすすめています。
また、遠方から来院される患者さんには、午前1回午後1回、1日に2回の治療をすすめています。
1クール目 5回の治療は、出来るだけ毎日か一日おきに来ていただき 最低週に2回の治療をすすめています。
2クール目 6回以降の治療は週に1から2回をすすめています。
3クール目 11回以降の治療は週に1回の治療をすすめています。
頚椎治療の効果
1回の治療で効果を実感出来た患者さん 約20%
1クールの治療で効果を実感出来た患者さん 約70%
2クールの治療で効果を実感出来なかった患者さん 約2%
治療
電話での問い合わせで、国外の上海から来院されると伺い、時間が無く短期間しか治療を受けれないとの事でしたので、2日間一日2回計4回の治療を予約されました。
治療1回目
治療姿勢は側臥位の姿勢で治療いたしました。
初回時は、通常軽めの刺激で鍼治療致します。
肩上部肩甲間部に置鍼し1ヘルツでパルス電気治療します。
上肢の痺れに対しては60ヘルツで刺激します。
指先の痺れに対しては微弱電気を流します。
高麗手指鍼は膀胱勝方、胆勝方、頚の相点に多鍼
治療2回目
初回の治療の後少し筋肉の張り感が現れました。
痛みはかなり消失しました。痺れは変化がありませんでした。
治療姿勢は側臥位で初回時と同じ治療を致しました。
鍼灸治療が初めての患者さんや、刺激に敏感な患者さんの場合、初回時どんなに刺激量を少なく治療しても、迷幻反応、好転反応が出現し張り感や重だるさを感じる患者さんがいます。これらのものは一時的に出てくることもありますが、翌日以降自然に消失しますとこまつ鍼灸院では説明しています。
治療3回目
筋緊張が緩和されて、痛みが消失し、痺れ感もさほど気にならなくなりました。昨晩はたいへんよく熟睡できたそうです。
治療姿勢
伏臥位に変えて頚部、肩上部、肩甲間部に置鍼しパルスの電気刺激をトントン、ジィーと2種類のリズムで流れるMIXで治療。
左上肢は置鍼した後に60ヘルツのインターバルのリズムで治療。
高麗手指鍼は1、2回同様の治療をしました。
治療終了後、3回目の治療で痛み痺れ伴に改善されましたので、当初午後に4回目の治療予約を入れていましたが、4回目の治療の必要がなくなり3回目の治療で終了しました。
予後のアドバイスとして
頚椎症の多くは日常生活の動作や姿勢が影響するから、
頚椎症を完治させる事は難しいと説明した上で、
改善策として、
①同一姿勢の長時間の労働を避ける事
②パソコンの画面は出来るだけ目線の高さまで上げて仕事をする事
③症状によって1ヶ月か3ヶ月一度、定期的に鍼灸治療を受けるようにす すめました。
④ダンスやヨガなど体を動かすことが趣味の患者さんでした。
しかし、体の痛い時は激しく頭部を上下左右に動かすような頚部に負担
の加かるダンスだけではなく、例えヨガのようなゆっくりとした動きで あっても頚部に負担を加けないよう運動を中止する事。
⑤お灸は頚部の相点に毎日すえてセルフケアする事
など患者さんにお伝えしました。
『また2月に来ます』と言って笑顔で患者さんは帰られました。
初回時、痛みのせいだけでなく、鍼灸治療を受けることの不安感や緊張感によって、こわばった表情で来院された時とはまるで別人でした。
『お大事にしてください』
院長をはじめスタッフ一同祈る想いで見送りました。
こまつ鍼灸院では、遠方から来られる患者さんには、短期間で治療効果を出すために、院の近くに宿泊してもらい一日2回の治療をしています。
これまでに、北海道から沖縄県に至るまで、定期的に茨城県、福島県、広島県、静岡県、滋賀県、さらに国外では、マレーシアから来られる患者さんもいらっしゃいます。
まずは、
どこへ行っても改善されず辛い症状に悩まれている患者さん。
年のせいだと言われ、成す術がないとあきらめている患者さん。
何をしても治らないと自暴自棄にいる患者さん。
あきらめる前に、ご連絡してくださいますか?
是非一度小松式高麗手指鍼と小松式複合治療を受てみませんか?
場所は東京都練馬区にあります。
西武池袋線の石神井公園駅から徒歩3分で着きます。
こまつ鍼灸院にいらしてください。
スタッフ一同全力でサポート致します。