後縦靭帯骨化症(OPLL)の鍼灸治療

 

平成25年現在、約100名の患者様を治療いたしました。他の鍼灸院では、非常に危険な場合もあります。ご注意ください。

後縦靭帯骨化症(OPLL)で知っておくべきこと

脊髄神経説明写真

頚椎をつないでいる靭帯が何らかの原因により、骨化して脊髄を圧迫するものです。原因不明で全身の脊柱で起こりますが、頚椎が最も多いです。

後縦靭帯骨化症(OPLL)の注意すべきこと

全ての頚椎症の方に知っていただきたい事をご覧ください。

さらに、後縦靭帯骨化症の方は、上記してはいけないことは絶対にしてはいけません。いつもと違う肩こりを感じて、指圧マッサージにせっせっと通い、あっという間に悪化して手術になる方は大勢います(カイロプラクティックだと即死の可能性もあり得ます)。いつもと違う首や肩の違和感を感じたら、まず整形外科で診てもらいましょう。

このまま数年放置して、骨化した靭帯が折れ、四肢麻痺になることもあります。

後縦靭帯骨化症(OPLL)の治療法

小松式複合治療になります。しびれや麻痺がある場合には、マイクロカレント治療器を使います。麻痺のある患者様の場合、定期的に握力を測っていきます。ただし、頚部には、針は刺しても電気治療器は使いません。小松式高麗手指鍼を中心に使っていきます。

後縦靭帯骨化症(OPLL)の治療実績

平成25年現在、約100名の患者様を治療して、有効率80%です。

後縦靭帯骨化症(OPLL)の当院治療適応条件

原則、専門医で保存療法を進められている場合に限ります。2か所以上の病院で手術を勧められた場合には、私も手術をお勧めいたします。

しかし、保存療法でよい場合には、頚部の違和感や上肢の痺れ違和感は、ほぼ100%消失いたします。

後縦靭帯骨化症(OPLL)の治療計画

5回を1クールとします。始めの1クールは間隔を詰めるほど効果は向上いたします。 この段階で、多少とも効果が見込めない場合には治療は中止いたします。効果が見込めた場合、次第に治療間隔をあけながら最終的には1か月に1回程度の治療頻度に持ってまいります。