頚椎ヘルニアの鍼灸治療

 

当院では、頚椎症性神経根症に次いで多い頚椎疾患となります。神経根症に比べると、強い痛みが特徴です。しかし、適応条件を満たしていれば、99%の改善は見込めます。

頚椎ヘルニアで知っておくべきこと

椎間板写真

椎間板ヘルニアには、2種類のものがあります。

1. 椎間板の中にある髄核が、椎間板を覆っている繊維輪を完全に突き破るタイプのもの。非常に強い痛みが特徴です。当院の治療ではこちらのタイプのほうが、痛みは早く改善します。体内の貪食細胞(マクロファージ)が髄核を捕食していき、最終的には消えます。

2.椎間板の中にある髄核が、椎間板を覆っている繊維輪ごと膨らむもの。くびには痛みが伴わないことも多いです。貪食細胞(マクロファージ)は捕食できません。

頚椎ヘルニアの注意すべきこと

「全ての頚椎症の方に知っていただきたい事」をご覧ください

頚椎ヘルニアの治療法

小松式複合治療になります。しびれや麻痺がある場合には、マイクロカレント治療器を使います。麻痺のある患者様の場合、定期的に握力を測っていきます。

 頚椎ヘルニア患者様のお声

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頚椎ヘルニアの当院治療適応条件

脊髄症状がなければ100%改善いたします。ひどい脊髄症状(両手の麻痺や下肢の麻痺)がある場合、速やかな手術をお勧めいたします。その後、万一後遺症などが出た場合には、適応条件となります。

頚椎ヘルニアの治療計画

頚椎症性神経根症とほぼ同じになります。

5回を1クールとします。始めの1クールは間隔を詰めるほど効果は向上いたします。

1クールで・・・約95%の患者様が効果を実感され、激痛は緩和されます。

2クールで・・・約70%の患者様が、激痛から解放され、30%の患者様が治癒に至ります。

3クールで・・・約100%の患者様が激痛から解放され、80%の患者様が治癒に至ります。

※罹患椎体が多くなるほど、改善に至る期間は長くなります。上記期間は、原則1椎体のみを対象としたデーターとなります。