頚椎症で来院される患者様の特徴ってなに?/頚椎症(頸椎症)治療なら東京都練馬区石神井公園駅中央口徒歩3分のこまつ鍼灸院で
皆様、あけましておめでとうございます。こまつ鍼灸院スタッフ副院長の天野英光です。
今日は頚椎症で来院されている患者さんの特徴と治療をブログします。
こまつ鍼灸院に来られる頚椎症の患者さんの特徴は、鍼灸治療が初めてだと言う患者さんが全体で8割位いらっしゃいます。
現在、日本国内には鍼灸師養成学校は100校ちかくあります。今年も難関な国家試験に合格した2667名の鍼灸師が誕生しました。
しかし、鍼灸治療の受療率は、2013年では5.6%、2014年には4%と低く、頚椎症に対しての治療はもっぱら鎮痛薬やブロック注射などの薬物治療、又は外科的治療が主流であり、その他の理学療法、マッサージに比べると鍼灸治療は認知と効果に対しての信用が低いようです。
もう一つの特徴は、
こまつ鍼灸院に来られる頚椎症の患者さんは、ドクターショッピングを繰り返して様々な治療を受けたベテランの患者さんばかりです。
病院、整骨院、マッサージ院、整体院などそれぞれ資格の異なった先生方に頚椎症に対しての診断又は見立てをされて説明を受けてからこまつ鍼灸院に来院される訳ですから、どのような説明を受けたかを聞くだけでも大変勉強になります。
たとえば、
病院の診察で画像診断を中心に説明を受けた場合。ヘルニアや狭窄がある箇所を画像を通じて説明を受けますが、画像診断は常に正確では無く、時に誤診を生み出す事実や、医師によって大幅な診断に差がある事や、
痛みのメカニズムは仮説であって、全て科学的に解明されていない真実を語る先生は多くいません。
整骨院の場合は、急性期の外傷しか保険適用にならない為に、慢性的に痛みがある頚椎症の症状であっても、なにが何でも今日寝違いを起こて筋肉の筋を痛めた事にしょうと、言葉巧みに誘導してくる先生も多くいます。
鍼灸院の場合、筋肉や神経の他に経絡を使って説明します。少しやばい先生になるとスピリチアル的な指導をする先生もいらっしゃいます。
整体院の場合、頚椎症であっても根本は骨盤のズレが原因だと指導する先生や、足の親指がそり指になっているのが原因だと説明する事もあるそうです。
それぞれの治療家の見解が何であろうと、診断や見立てに患者さんが納得して受け入れているのであれば、こまつ鍼灸院ではあえて患者さんに、不安をあおるような否定する見解を助言する事はありません。
痛みの原因となっている仮説は何であれ、不安を与え痛みを助長する事より、痛みを取る事が患者さんには一番良いからです。
但し、日常生活において気をつける事、制限する事はしっかりとお伝えしています。
具体的には、
一見身体にとって良さそうに思うストレッチやヨガなど運動に対する事です。巷では肩こり予防法として宣伝しているやり方でも、頚椎症の症状が酷い場合はけしてやるべきではありません。
理由は、
たとえば、足首を負傷して捻挫を起こしている時に、あえて負傷した足首をストレッチで伸ばしたり動かしたりして治す方はいません。それと同じように、頚椎症の症状が顕著な時は、動かす事よりも安静が必要です。とわかりやすくお伝えしております。
小松式高麗手指鍼と小松式複合治療は、頚椎症に対する世の中にある様々な治療に比べ治療効果と再現性の高い鍼灸治療です。そして、悪化させる事の無い安全な治療です。
患者さんの笑顔が戻るようにスタッフ一同全力でサポート致します。
ご予約時間の5分以上の遅刻など一部例外を除き、原則頚椎症の患者さんの治療は小松院長が行います。