頚椎症の治療をやめる目安は?

今日の担当は、こまつ鍼灸院副院長の天野英光です。

緊急事態宣言が全国に発令され不要不急の外出を制限された為に自宅でテレワークの仕事を行いながら、慣れない姿勢で腰痛や肩こりの症状にお悩みはないでしょうか?

治療した後は楽になるけど、時間経過するとまた元に戻ります。

治療は生きている限り辞めれませんか⁉️

今日は患者さんから受けた質問についてプログします。

頚椎症だけでなく全ての運動器疾患は症状が寛解する事はありますが完治する事は難しいです。治療結果として完治する場合もございますが、多くの場合は長期寛解すなわち治療を必要としないレベルの状態に戻す寛解を目標に治療を行います。

なぜならば、頚椎症による激痛が消失しても仕事や趣味の運動で間違った動作を繰り返し行ったり、長時間同一姿勢など日常生活動作によって痛みが再発する事が多くあるからです。

それでは、治療直後は調子が良くなるけど、治療間隔が空いてしまうと元の辛い状態に戻ってしまう事については、

本当に100%治療前の痛み、痺れ、凝り感などの症状に戻っているのでしょうか?

症状の辛さを客観的に数値で表す評価方法としてVAS(ビジュアルアナログスケール)が有名です。

最も辛かった痛みを10として無症状を0で評価します。

現実的に、治療前10であった様々な症状が治療後半減して5となり、間隔が空いただけで元の10の状態に戻ってしまうのでしょうか?

個別症状によって異なりますが、こまつ鍼灸院では1クール5回の治療を治療効果の目安にして治療を行います。

最初の1クール5回の治療は出来るだけ治療間隔を空けないで予約を入れていただいています。

誤解がありませんように。

当然5回の治療で治る訳ではありませんが、一定回数である1クール5回の治療で全く効果を感じていただけない場合は、患者さんとお話し合いの上治療を中止しております。

ご安心してください。

多くの頚椎症の患者さんは1クール5回の治療で様々な症状が緩和され治療効果を実感されています。

症状が緩和されてきましたら、治療ペースを変えていきます。

具体的には、

1週間に2回の治療間隔だった患者さんの場合、1週間に1回、月に1回、症状が更に安定してきた場合は3ヵ月に1回、半年に1回と治療間隔を空けて様子をみてもらいます。

以上の現状から結論を言うと、こまつ鍼灸院に頚椎症で通院された患者さんは、多くの場合最も辛かった時の状VAS10の状態に再び戻る事はありません。

あったとしても統計上少なく稀です。

その理由は、

①頚椎症患者さんを4000人以上治療してきた治療実績だから出来る小松院長独自の安全で再現性の高い鍼灸治療である事。

②治療回数と比例して痛みは無くなり痺れを感じるようになる。

痛みを感じる法則にゲートコントロール説があります。

この法則によると、痺れを伝える神経よりも、痛みを感じとる神経の方が脳に伝える速度は早いとされています。

ですから、痛みが消え痺れ感覚が出た事は患部が改善されている重要な目安になります。

③痛む場所が移動する。

④全体的に広範囲に痛みを感じていたのが、限局化してきた。

⑤痛みは無くなり、凝り感やツッパリ張り感に変わった。

などなど、以上の症状は体が改善する過程で起こる好転反応であり、症状が悪化して起きるものではありません。

安心して患者さんご本人が納得いくまで治療を続けて卒業してください。

スタッフ一同患者さんの笑顔が戻るように全力でサポートいたします。