頚椎症・頚椎ヘルニア治療についての目次
1.頚椎症・頸椎ヘルニアの目次と当院の頚椎症治療について
このページでは、頚椎症(頸椎症)・頚椎症性神経根症・頚椎ヘルニア(頸椎ヘルニア)・後縦靭帯骨化症・むち打ち症・頚椎症性筋委縮症・原因不明の頚の痛みまで、その治療方法と20年にわたる治療実績を統計的に記載してあります。
以下がこのページ内の目次になります。
その他、広義の頚椎症全般にわたる注意事項やお役立ち情報は
2.「全ての頚椎症の方に知っていただきたい事」をご覧ください。
頚椎症と頚椎ヘルニアを改善された患者様のお声は
3.「頚椎症・頚椎ヘルニア治療の患者様のお声」をご覧ください。
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1.当院の頚椎症・頸椎ヘルニアはじめすべての頚椎症の治療実績
①1997年から2015年1月現在、頚椎の治療をされた総患者数、約2600名。1997年から2010年ころまでは月間約10名、2012年からは急増して、毎月約30名(最多で60名)の方が新規患者様で来院されています。
内訳
1)頚椎症性神経根症・・・・・・約1200人
2)頚椎ヘルニア・・・・・・・・・・約600人
3)後縦靭帯骨化症・・・・・・・約100人
3):頚椎症性脊髄症・・・・・・・約200人
4)頚椎症性筋委縮症・・・・・・約10名
5)頚部捻挫(むち打ち症)・・・・約300人
6)原因不明の頚の痛み・・・約200人
②その多くは、関東一円からいらっしゃいますが、1か月に1~2名の方は北海道や九州からもいらっしゃり、集中治療をされほとんどの方が改善されています。
③新規患者様の半数は、病院で診断を受けられ全く鍼治療が初めての方です。残りの半数の方は、他流の鍼灸をはじめカイロプラクティック、整体、などを経験され、全く改善しないかかえって悪化した方がお見えになります。
また、頸椎の手術をされた後の後遺症の治療を希望される方も、過去100人以上の方がいらっしゃっています。
◆性別
男性40% 女性60%
◆年齢
10代 | 2% |
20代 | 5% |
30代 | 15% |
40代 | 30% |
50代 | 40% |
60代 | 5% |
70代以上 | 3% |
◆1日のパソコン使用時間
1時間以内 | 10% |
2時間~4時間以内 | 40% |
4時間~8時間以内 | 30% |
8時間以上 | 20% |
◆職業
サラリーマン | 約1900人 |
自営業 | 約200人 |
無職 | 約100人 |
パートタイマー | 約100人 |
医師 | 10人 |
歯科医師 | 5人 |
アマチュア格闘家 (フルコンタクト空手・柔術・合気道・その他) |
約40人 |
スポーツインストラクター | 約80人 |
プロ野球選手 | 2名 |
大相撲力士 | 1名 |
その他(含む学生) | 約100人 |
2.当院の頚椎症・頚椎ヘルニアはじめすべての頚椎症の治療方法
症状や病名、患者様のご希望により若干の変更はありますが、概ね以下の3つを同時に使い施術いたします。
①小松式高麗手指鍼療法
中指の1点に頚椎に対応するツボがあります。そのツボに、極小の針を1ミリ程度刺します。私は、過去2回自分自身が頚椎症になりましたが、この鍼だけで治しました。
②低周波置鍼療法
通常のお体に刺す鍼に、電気を流します。電気を流すといいましても、整形外科や接骨院などで使うビリビリするようなものではなく、刺した針が一定のリズムで上下動いたします。これにより、問題のある筋肉を短時間でほぐし、興奮している神経を鎮めることができます。
心疾患がある方や、患者様の希望によりましては使用いたしません。
③マイクロカレント治療器またはEMS治療器
手や足の末端がしびれている患者様に使用します。しびれのメカニズムは大変に難しいのですが、簡単に申し上げますと、頚椎の椎間孔から出ている神経(脳も含め)の電気的信号異常と言えるでしょう。腕や、指をぶつけてもいないのにしびれたり、痛みを感じるのはそれが原因だからです。長期にわたる指先の痺れは、放置していると元には戻りません。早期の治療が必要だと思います。
そのような症状に対しまして、人体に流れている生体電療に同調させミトコンドリアの細胞レベルから神経細胞を修復する器械なのです。
この3つを同時に使うことで、他の治療法ではなかなか難しい頸椎疾患全般に対しまして高い有効率を出しております。
3.なぜ「頚椎症・頚椎ヘルニア」に当院の治療をお勧めするのか?
1.絶対に安全であること
①神経や血管が集まり、何層もの筋肉に覆われている頸椎の神経根部に、全く触れずに患部を改善する高麗手指鍼を使用するから。
上記写真は1993年7月に、当時日本大学教授であった谷津三雄医学博士によって発表されたものです。
中指のお灸をおいてあるところが、頚椎の7番目(C7)です。たった一つの千年灸のようなもので、20分後に血流が改善しているのがお分かり頂けると思います。
このお灸を頚に直接つけても、熱は体の中に入っていきません。脂肪と筋肉があるからです。
炎症があればこれを中指で取り、冷えがあればこれも中指で取る。お灸は自宅でしていただき、当院の治療はこの部分に専用の鍼を1ミリ程度刺すだけです。いかに安全であり、効果的であるかおわかりいただけたでしょうか。
鍼治療は始めての患者様にとって非常にに敷居の高いものです。「痛そう」「怖い」などの感想をお持ちだと思います。これは、日本の鍼灸界が玉石混交の状態だからです。
下記写真をご覧いただければ一目瞭然だと思いますが、鍼治療に使用する針は髪の毛程度の太さしかありません。これで痛を感じさせたり、事故を起こすのは技術が未熟としか言いようがございません。
皆様方の受けられた治療の中で、鍼灸の歴史が一番長いのです。2000年から3000年も継承されているのです。
また、私の治療院もそんなに痛いのであれば、毎年6000人以上の方が来られ、20年近くも営業を続けられるわけがありません。
どうぞ、ご安心ください。
2.経験が豊富であること
①身体にさす鍼は基本的には安全ですが、あくまでも経験がものを言います。未熟な鍼灸師に針を刺されて、悪化して当院に来院された方も多数いらっしゃいます。インターネットで調べられればすぐにわかることですが、頸椎疾患を得意としている鍼灸院は日本でもわずかです。
鍼灸師に指導をして10年になります。その間約150名の鍼灸師に針の技術を指導してきましたが、私の指導なく、頚に刺せる生徒は一人もいません。それ程に難しい部位なのですが、その頸椎疾患全般にわたり約20年間、現在は毎日15人~30人の頸椎疾患の患者様を治療しています。私維持用の経験を持つ鍼灸師をご存知でしたら、是非ともご紹介ください。
②治療経験が豊富であるが故、患者さんを治療するときの姿勢もすべてわかっております。うつ伏せが良いのか。仰向けが良いか。横向きが良いか。座った姿勢が良いか。当院の治療よりも、手術が良いのか。これらは、20年間で、約2600人の患者様の治療に携わり、その95%の方を改善してきた経験以外のなにものでもありません。
③鑑別ができる。医師の誤診の問題は(約20%は誤診です)、頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症を間違えるだけではありません頸椎症と五十肩と指の関節炎を全部同じ頸椎症ととらえ、長く治らなかった患者さんがいましたが、当院では、すべての症状を正確に分析して、当院で改善できる疾患はすべて対応しております。
3.再発率が極めて少ないこと
通常の日常生活であれば、再発率は約5%程度です。激しいスポーツや、1日に8時間以上パソコンを使用される患者様は、症状が消えても1~2か月に1度程度の治療をおすすめしています。
4.費用が明確であること
治療費は1回5,500円。 1クール5回 27,500円。
下記当院の治療プログラムをご覧ください。ほとんど人が、1クールから2クールで改善(完治にはもう少し回数がかかります)しています。
保険診療で、1回数百円であっても、治らなければ、お高くつきます。
5.東洋医学と西洋医学(現代医学)の融合であること。
このページをご覧いただければご理解いただけますように、鍼灸という東洋医学的な手法を使い、現代医学的な頚椎症発生のメカニズムに基づき、治療法を構築いたしました。故に、過去に10人以上の現役医師の方にも私の理論をご理解いただけたものと確信しております。
以下の文章をお読みください。ご納得いただけると思います。また、頚部の疾患を長期間にわたり改善しない場合には、自律神経の不調を訴えるようになり、場合によっては心を病んでいきます。そのような場合にも、鍼灸治療は非常に有効となります。
4.頚椎症、頚椎ヘルニアが、なぜ当院の治療で改善するのか(治効理論・治効機序)
主に、医師の患者さんに説明している内容ですのでご了承ください。
1.発痛物質の軽減
痛みを感じるのは、あくまでも大脳の様々な分野で感じます。プロスタグランジンやヒスタミンなどが発生して電気的に痛みを伝えるのですが、高麗手指鍼は、指に刺した針が、大脳を介して患部の自己治癒力を引き出すのです。
※(例外)椎体を構成する筋肉の緊張による牽引張力で椎体自体が痛むこともあります。
2.椎間内圧の問題点。
6枚の画像でご説明いたします。
これが、使い過ぎや使い方の間違いから来る頚椎症の発生メカニズムと断言できます。
当院では、日常生活での改善指導もしております。
まず、首の骨は帆船のマストに例えます。頸の筋肉はその帆にあたります。帆は常に下向きの力がかかります。頸の筋肉もまた、常に下方に引っ張られています。これが肩甲骨につきます。
だから、肩こりと頸のコリは一体なのです。
Cgは頭部の重心です。それを支える支点とに差が出ます。すなわち、人間の骨格構造上正しい姿勢をとっていても頸には常に緊張があります。
パソコンやスマーフォン、読書、裁縫、などを毎日何時間も続けるとこの頚部の緊張はますます強くなり、頚の緊張は強くなります。
みなさん、想像してみて下さい。1キロの物を1メートルの長さで持つのと、5メートルの長さで持つのでは、どちらが腕の疲労が強くなるでしょうか。
職業的には、1日中パソコンを使う方もそうですが、歯科医の先生も同じ環境かもしれません。
上の図の赤い丸を拡大したものです。
筋肉は疲労をすると、短縮するのです。短縮すると、牽引張力が働き、骨を引っ張ります。
筋肉は椎体の様々なところについています。
上下についている筋肉は、このように椎体を圧迫します。
これにより、椎体を覆っている線維輪が弱ければ頸椎ヘルニアになり、椎体の間が狭くなれば頚椎症性神経根症になるのです。
この状態で、頚椎の牽引が効果があるのでしょうか。
全ての椎体を引っ張ってしまい、具合の悪くなる人もでると思いますが。
このメカニズムの理解と、高度な鍼灸技術があれば、狭くなった椎間も広げることができるのです。
これは筋肉が短縮することで、椎体を前後から圧迫している図です。
頚椎の椎体は、このように神経に囲まれています。
ここに、マッサージや、カイロプラクティックのような外力を受けることがいかに危険なことであるか、御理解いただけましたでしょうか。
3.神経接触部の消炎効果
高麗手指鍼は手を介して、大脳に働き掛け、患部の改善を図ります。薬のような副作用もなく、確実に安全に作用します。「高麗手指鍼について」のページもご覧ください。サーモグラフィーを使った画像があります。
4.細胞レベルでの末梢神経の修復
痛みやしびれが強く、また長く続くと神経細胞(シナプス)が破壊されます。これを、細胞レベルで修復する器械が「微弱電流器・マイクロカレント」なのです。当院では、指などのしびれの部位には、針をささずにこの器械を使用しています。
皆様からよく「狭くなった骨の間は広がるのか?」と聞かれますが、当院の治療では広がります。1ミリ~2ミリ程度でも、痛みは劇的に軽減いたします。そして、ここにこそ高度なテクニックが必要になります。ですから、一般の鍼灸院(鍼灸師)には症例が少ないのです。
頸椎ヘルニアの痛覚発症機序は少し違います。よって治効機序も違ってきます。
椎間内圧が下がれば、当然飛び出している髄核と接触している神経根も多少軽減されるのですが、線維輪を完全に脱出したタイプでは、体内のマクロファージ(貪食細胞)が捕食していき消失するというのが最先端の学説です。この場合、治療により、捕食のスピードは数倍から、数十倍に早まります。なぜならば、脊髄を圧迫していない単純な頸椎ヘルニアであれば、どのような激痛であっても、(毎晩眠れないほどの、すぐにでも手術をしたくなるような激痛)わずか5回から10回程度でほとんどの痛みは消失してるからです。
頚部には様々な神経が集まっており、頸椎の疾患になってしまうと、自律神経の変調はもとより、動機や眼痛、めまい、最終的にはうつ病になることもよくあります。できるだけ早期の治療を受けられることをお勧めいたします。また、いつもと違う「寝違い」やいつもと違う「頑固な肩こり」、手や足の痺れなどを感じられましたら、当院でもおすすめの、頸椎専門の病院にかかられることをお勧めいたします。けっして、マッサージや整体、自分自身でのストレッチレベルで改善する病気ではないのです。
※手術療法(観血療法)は、重篤な脊髄症状が発現しなければまず行われることはありえません。なぜならば、通常、患者さんより訴えのある上肢帯の痺れや痛みに対してはあまり効果が期待できないだけではなく、手術後痺れが憎悪することさえ報告されているからです。概ね、手術による完治率は60%といわれています。
5.当院での頚椎疾患(頚椎症・頚椎ヘルニア等)に対する治療プログラム
1)5回の治療を1クールとします。
初めの1クールは、1週間に2回の治療間隔が理想的です。この1クール目で多少なりとも改善しない場合には、 頸椎専門病院での再検査をお勧めするか、治療を中止いたします。この段階で、10%の患者さんが、1クール5回の治療で完治いたします。 80%の患者さんが、1クール5回の治療で、当院の治療の効果を実感していただけます。
2)次いで、次の1クールは(2クール目)1週間に1回程度のペースに落としていきます。
この段階で、50%の患者さんが、2クール10回の治療で、日常生活には支障のないレベルまで回復されています。
3)初来院時の辛さが70~80%軽減された段階から、治療間隔を10日→15日→2週間→3週間と空けながら、治療離脱に導いてまいります。
75%の患者さんが、3クール15回の治療で、ほぼ症状が喪失し、治療を離脱されています。
4)毎日、パソコンの使用時間が6~8時間以上の方や、ハードなスポーツを定期的になされていらっしゃる方は、治癒後も1~2ヶ月に1回程度の頚椎症に対するメンテナンスをお勧めいたしております。
6.1998年~2015年までの、頚椎症・頚椎神経根症・頚椎症性神経根症・頚椎ヘルニア・頚椎後靭帯骨化症の統計的考察
1.全頚椎症疾患の10%の患者さんが、1クール5回の治療で完治しました。
2.全頚椎疾患80%の患者さんが、1クール5回の治療で、当院の治療の効果を実感していただけました。
3.全頚椎症疾患の50%の患者さんが、2クール10回の治療で、日常生活には支障のないレベルまで回復されました。
4.全頚椎症疾患の75%の患者さんが、3クール15回の治療で、ほぼ症状が喪失し、治療を離脱されました。
5.全頸椎症疾患の5%の患者さんが、1クール5回の治療後も症状の改善が見られませんでした。
6.全頸椎症疾患の20%の患者さんが、病院での誤診がありました。
13.頚椎症性筋委縮症の鍼灸治療
頚椎症性筋委縮症の完治に至った患者様のお声
平成26年2月現在、10名の患者様の治療をいたしました。当初から手術適応の方以外は、ほぼ80%の方が完治されています。
他流派の鍼灸治療はもとより、他の代替療法、現代医学でさえ手におえない「頚椎症」と言えますが、私の小松式複合治療であれば確実に効果を出すことができます。
頚椎症性筋萎縮症で知っておくべきこと
痛みや、しびれなどはあまりなく、上肢の筋力低下がみられます。
頚椎症性脊髄症と似たような症状を呈しますが、鑑別も困難なことがあり、町の整形外科等では誤審の確率が高いと思います。大学病院や、神経内科での確定診断をお勧めいたします。
頚椎症性筋萎縮症の注意すべきこと
頚椎症性筋萎縮症の治療法
小松式複合治療になります。EMS治療器を使います。麻痺のある患者様の場合、定期的に握力を測っていきます
頚椎症性筋萎縮症の当院治療適応条件
基本的には、まず手術をお勧めいたします。ただし、手術を勧められない患者様もいらっしゃいます。手術をしても改善が見込めないと、医師から言われた場合です。そのような場合には、当院の治療法で少しでも筋力を上げ、早期社会復帰を目指します。
頚椎症性筋萎縮症の治療計画
10回を1クールとします。始めの1クールは間隔を詰めるほど効果は向上いたします。 この間、握力等の改善が見込めない場合には治療は中止いたします。