パソコンやスマホが頚椎に悪いわけ!
仕事や学業、趣味に至るまで現代社会ではパソコンやスマホはなくてはならない物になってきました。
その分、頚椎を痛める方が激増しています。
何故良くないのか?
ではどのように使えばよいのか?
それを画像を使いながら今回はご説明したいと思います。
この画像のように首を下に向けると頚椎の負担は数倍に増えます。
なぜなら、1本の棒の先端に5キロのおもりを付けて、棒を立てて持つのと、水平にして持つのとではどちらが大変でしょうか?
言うまでもなく、その棒を傾けていくだけで力が必要になってきます。頚も同じです。そのときに痛みを感じないだけで頚椎についている筋肉は大変な披露しています。
これが蓄積していくと、筋肉が過緊張を起こして、頚椎の椎間を狭めて頚椎症性神経根症や頚椎ヘルニアを誘発しやすくなります。
運動器疾患の鉄則は、同じ姿勢を取り続けないことです。
パソコンを使用するときには、1~2時間おきに休憩を取り軽いストレッチをしましよう。また、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、加増の中心が目線の高さにするように調整をしましょう。アマゾンなどで安いものが手に入ります。
左の画像は、カゴを台にしていますが、それでも低いものですから首を傾げてしまいます。
右の画像は、Amazonで売っていた1.000円のスタンドです。これだけでも、頚への負担は軽減されます。
では、スマホはどういたしましょう。
上の画像のように、頚を真っ直ぐにします。江戸時代の侍が本を読むときの姿勢に近いですね。
電車で可能でしたら、窓ガラスなどに後頭部などをつけて見るようにすると頚の負担は軽減できると思います。